『砂浜』

僕は悲しい時や寂しい時にはいつも

砂浜で膝を抱えて目を閉じてみる

寄せる波の囁きを聞きながら

いろんなことを考える

幼い頃の純粋な心

何処にいってしまったかと

みんな見せかけの嘘や形だけの愛ばかり

そんな現実に疲れきった僕を

そっと海は包みこんでくれる

海よ元気になれと

強く生きろと言ってくれ

そして勇気と希望を

僕に与えてほしい

目を開けると満天の星空

満ち潮に欠け掛けた月が映る

海よまたいつか此処に来る

大きな大きな広い海のような心を

見失った時に

僕は一歩一歩歩きだす
砂浜にしっかりとした足跡残して・・・

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